LINE WORKSのトークは、PC版アプリでトークルームを開き、[トークを保存]を選ぶと、トーク内容を.txtファイルとして保存できます。LINE WORKSの公式ヘルプでは、「エクスポート」ではなく「トークの保存」という名前で案内されています。この記事は、2026年10月6日に公式ヘルプで確かめた内容をもとに、利用者が自分でできることと、管理者だけが使える機能を分けて整理します。画面の表記やメニューの位置は、版や会社の設定によって変わることがあります。

この記事の要点

  • LINE WORKSの公式ヘルプでは、PC版アプリのトークルームで[トークを保存]を選ぶと、トーク内容を.txtファイルで保存できると案内されています。
  • 保存できるのは画面に表示される内容のみとされているため、保存後にファイルを開き、必要な日付が入っているかを確かめます。
  • トークや添付ファイルの保存期間は管理者が設定し、期間を過ぎたものは表示や保存ができなくなります。
  • 監査ログやトーク内容のモニタリングは管理者画面の機能で、利用者が自分で行う保存とは別のものです。
  • きろくねはLINE WORKSの書き出しを読み込まないため、原本は元の場所に保管し、日付をメモと照合します。
目次(7項目)
  1. 結論:利用者ができるのは「トークの保存」と、添付の保存
  2. PC版アプリで[トークを保存]する手順
  3. 保存期間と、トークが消えたように見えるとき
  4. 管理者の機能は、利用者の保存とは別のもの
  5. 職場の相談に備えて控えを残すときの注意
  6. きろくねと一緒に使うなら
  7. よくある質問

結論:利用者ができるのは「トークの保存」と、添付の保存

職場の連絡がLINE WORKSで届いていて、あとから見返せる形にしておきたいときは、次の三つを分けて考えると整理しやすくなります。

残したいもの

利用者ができること(公式ヘルプ)

気をつけること

トークの文章

PC版アプリの[トークを保存]で.txtファイルにする

画面に表示される内容のみ保存できるとされています

画像・動画・ファイル

モバイル版・ブラウザ版・PC版アプリから、端末やDriveなどに保存する

管理者が設定した保存期間(7日〜3年)を過ぎると、プレビューや保存ができません

大事なトークのまとまり

複数人のトークルームで[ノートに送信]を使う

ノートは、そのトークルームのメンバーに共有されます

ノートはLINE WORKSの中にまとめておく機能で、手元に控えを作るものではありません。相手も参加しているトークルームでは、ノートに送った内容は相手からも見えます。

PC版アプリで[トークを保存]する手順

  1. PC版アプリで、画面左上のアイコンを選びます。
  2. 保存したいトークルームを選びます。
  3. トークルーム右上のアイコンから[トークを保存]を選びます。
  4. 表示される注意事項を読み、[OK]を選びます。
  5. 保存先とファイル名を確かめて[保存]を選びます。

公式ヘルプには「画面に表示される内容のみ保存できます」と書かれています。保存したら.txtファイルを開き、必要な日付の範囲、送信者、前後のやり取りが入っているかを確かめます。足りない部分があれば、何が入っていなかったかをメモしておきます。公式ヘルプの「トークの保存」で手順が載っているのはPC版アプリで、スマートフォン版の同じ手順は案内されていません(2026年10月6日時点)。

保存した.txtファイルは元のまま残し、文面を編集しないでおきます。相談先に見せる抜粋を作るときは、別のファイルにします。

保存期間と、トークが消えたように見えるとき

  • トークの保存期間:トークは管理者画面で設定した期間だけサーバーに保存され、期間は1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年から選ばれます。期間を過ぎたトークは表示できません。
  • スマートフォンの閲覧期間:モバイル版アプリでは、セキュリティの観点から、保存期間とは別にデータの保持・閲覧期間が設定される場合があります。過去のトークが見えないときは、管理者に保存と閲覧の期限を確かめるよう公式FAQで案内されています。
  • 削除したトーク:削除したトークは復元できないとされています。ただし削除は操作した環境だけに適用され、モバイル版アプリで削除した場合は、ブラウザ版やPC版アプリで確認できると案内されています。

保存期間が短く設定されている職場では、必要なやり取りが見えるうちに、どの範囲を残すかを決めておくと慌てずに済みます。

管理者の機能は、利用者の保存とは別のもの

LINE WORKSの管理者画面には、利用者のアプリにはない機能があります。公式の管理者ガイドでは、次のように説明されています。

  • 監査(トーク):トークの送信・受信の履歴(送信者、受信者、日時、トークルームのIDなど)や、参加・退出の履歴を検索し、結果をダウンロードできます。ログは180日まで保存されます。
  • モニタリング(トークの内容):スタンダード・アドバンストプランの機能で、送受信されたトークの内容を検索し、結果をダウンロードできます。こちらもログは180日までです。
  • 退職者が出たとき:管理者が必要に応じて、トークの保存や監査ログのダウンロードでバックアップすることが、公式FAQで案内されています。

会社に記録の保全を頼みたいときは、管理者に直接ではなく、相談窓口や人事を通す方法もあります。管理者が相手と近い立場の場合もあるため、誰が依頼を受け取り、誰に内容が伝わるかを先に確かめます。公式FAQには「管理者はメールやトークの内容をモニタリングできます」とあります。相談の準備や相談先とのやり取りは、会社のアカウントとは別の手段で行う方が落ち着いて進められることもあります。

職場の相談に備えて控えを残すときの注意

  • LINE WORKSは会社が契約しているサービスです。私物の端末や個人のクラウドに保存してよいかは、勤務先の情報管理のルールを確かめます。
  • 顧客情報や同僚の個人情報が含まれるトークは、相談に必要な範囲に絞ります。私用のメールへ一括で転送することは避けます。
  • 保存した日、保存したトークルーム、含まれている期間を、別のメモに書いておきます。
  • 参加していないトークルームを見る、他人のアカウントを使う、といった方法は使いません。

メールやチャットを相談に使うときの考え方はパワハラのメール・チャットを残す方法、利用者と管理者で書き出せる範囲が違う例はSlackのDMを相談前に残すも参考になります。退職を控えている場合は退職前に職場のやり取りを整理するにまとめています。

きろくねと一緒に使うなら

きろくねには、LINE WORKSの書き出しファイルを読み込む機能はありません(2026年10月6日時点)。.txtファイルなどの原本は元の場所に保管し、きろくねにはその日に起きたことをメモで残して、日付と時刻を原本と照合できるようにしておきます。メモは「いつのこと」で出来事の日時を選べ、「何があったか」と「そのときの気持ち」を分けて書けます。勤務先のルールで認められる範囲のスクリーンショットは、ケースに「スクショ」として追加できます。

記録は端末の中に保存され、アプリ独自のクラウド同期はありません。iPhoneのバックアップ(iCloud・パソコン)を有効にしていれば、記録もバックアップに含まれます。開くときにFace ID/パスコードで確認する設定もできます。

iPhone版きろくねで、その日の出来事をメモに残す

きろくねは記録を助ける道具です。診断・認定・法的な判断は行いません。

よくある質問

スマートフォンだけでLINE WORKSのトークを保存できますか?

公式ヘルプの「トークの保存」(.txtファイル)の手順は、PC版アプリについて案内されています。モバイル版では、画像・動画・ファイルの保存や、複数人のトークルームでの[ノートに送信]が案内されています。プランや管理者の設定によって、表示されない保存先や、保存が制限される場合があります。

管理者にトークの履歴を出してもらえますか?

管理者画面には、監査ログやトーク内容のモニタリング(スタンダード・アドバンストプラン)の機能がありますが、ログは180日まで保存されるとされています。出してもらえるかどうかは会社の判断です。依頼する場合は相談窓口や人事を通し、誰に内容が伝わるかを先に確かめてください。

削除したトークは戻せますか?

公式FAQでは、削除したトークは復元できないとされています。ただし削除は操作した環境だけに適用され、モバイル版アプリで削除した場合は、ブラウザ版やPC版アプリで確認できると案内されています。

退職したら、トークは見られなくなりますか?

退職後のアカウントの扱いは会社の運用によります。公式FAQでは、退職者が出たときに管理者がアカウントを削除すること、必要に応じてトークの保存や監査ログのダウンロードでバックアップすることが案内されています。必要なトークがあるときは、在職中に勤務先のルールを確かめ、保存できる範囲を整理しておけます。

きろくねにLINE WORKSのトークを取り込めますか?

きろくねには、LINE WORKSの書き出しファイルを読み込む機能はありません。原本は元の場所に保管し、日付と要点をきろくねのメモに残して、原本と照合できるようにしてください。

出典・参考

吹き出しが並ぶノートパソコンと、保存された1枚のファイル

きろくねは記録を助ける道具です。診断・認定・法的な判断は行いません。危険やつらさが強いときは、公的な窓口や専門家への相談もご検討ください。