脅す、監視する、居場所を確認する、別れを許さないようなメッセージに不安があるときは、記録を残すことより安全を優先してください。相手に端末や操作を見られる可能性があるなら、スクリーンショット、トーク履歴の書き出し、アプリへの取り込みを無理にしないでください。

この記事の要点

  • 暴力や監視の不安があるときは、メッセージ保存より自分の安全を優先します
  • 端末を見られる、履歴を確認されるおそれがあるなら、スクリーンショットや取り込みをその場でしません
  • 残せる場合も、元の画面を変えず、必要な日時や出来事だけを分けて整理します
  • DV相談ナビは、地域の配偶者暴力相談支援センターにつながる公的な案内です
目次(5項目)
  1. 今すぐ記録しない方がよい場面
  2. 安全なときだけ、確認できることを残す
  3. 相談のために話せること
  4. 新しい記録より先に、端末を使うこと自体の安全を確かめる
  5. よくある質問

今すぐ記録しない方がよい場面

  • 相手が近くにいて、画面や通知を確認する可能性がある
  • 端末やアカウントを共有している、パスコードを知られている
  • 保存したことが分かると、怒鳴る、監視する、暴力につながるおそれがある

このようなときは、何も残せなくても大丈夫です。安全な場所に移る、信頼できる人へ短く助けを求める、公的な相談先に連絡することを先に考えます。

安全なときだけ、確認できることを残す

安全な端末と場所が使える場合でも、すべてを集める必要はありません。日時、送信者、届いた内容、前後の流れが分かる元の画面を、変更せずに保管します。内容を見返すのがつらいなら、「○月○日、怖いメッセージが届いた。本文は後で確認する」と目印だけ残せます。

相談のために話せること

メッセージが残っていなくても、「端末を見られるおそれがある」「相手が行動を監視しているようで不安」「帰宅が怖い」といった安全への不安を伝えられます。内閣府のDV相談ナビは、どこに相談すればよいか分からない場合に地域の配偶者暴力相談支援センターにつながる案内です。緊急の危険を感じるときは、記録の完成を待たず緊急の支援を求めてください。

新しい記録より先に、端末を使うこと自体の安全を確かめる

端末やアカウントを相手に見られるおそれがある場合は、記録を増やすことやアプリを入れることが安全につながるとは限りません。連絡先・履歴・通知・共有設定を相手が確認できる状況かを、まず考えてください。

残すときの小さな手順

  • 急いで保存・共有・インストールをしない
  • 安全な場所や信頼できる人・相談窓口に、端末の使い方も含めて相談する
  • 今すぐ危険を感じるときは、記録より身の安全を優先する

メッセージの内容を整理したい気持ちがあっても、相手の行動や端末の状況によって安全な方法は変わります。このページだけで判断せず、必要に応じて支援先へつながってください。

あなたが安全な端末を使え、記録を残すことを自分で選べる状況になってから、iPhone版きろくねを検討できます。選んだ記録と自分のメモは端末内で整理できますが、きろくねは安全を保証するものでも、診断・認定・法的な判断を行うものでもありません。

きろくねは記録を助ける道具です。診断・認定・法的な判断は行いません。

よくある質問

スクリーンショットを撮れません。

撮れなくても相談できます。安全への不安や、話せる範囲の出来事を伝えてください。記録のために危険な操作をする必要はありません。

相手に見つからないアプリを教えてほしいです。

完全に見つからない状態を約束できるアプリはありません。端末を見られる危険があるなら、アプリの利用より安全な場所と相談先を優先してください。

DVかどうか確信がありません。

確信がなくても相談できます。起きていることと、怖い・監視されていると感じることを、話せる範囲で相談先に伝えてください。

出典・参考

DVが心配なメッセージを残す前に|安全を優先するのイメージ

きろくねは記録を助ける道具です。診断・認定・法的な判断は行いません。危険やつらさが強いときは、公的な窓口や専門家への相談もご検討ください。