相手や家族がスマートフォンを見る、使い方を確認する、パスコードを知っているといった状況なら、LINEの取り込みを急がないでください。記録を残すことが危険を増やしそうなら、やめる・あとにすることも大切な選択です。
この記事の要点
- 端末を見られる、操作を確認されるおそれがあるなら、LINE取り込みを急がないでください
- アプリのロックや切替画面の非表示だけで、見つからないことを保証するものではありません
- 安全な端末・場所がないときは、記録より先に相談先や信頼できる人につながります
- DVが心配なときは、内閣府のDV相談ナビから地域の相談先を探せます
目次(6項目)
「完全に見つからない」は約束できない
アプリのロックや、アプリ切替画面で内容を隠す設定は、偶然中身が見える可能性を減らすための備えです。しかし、端末そのものを操作される、通知やファイルの保存先を確認されるなど、すべての状況から守れるわけではありません。隠しアプリのように見せかけることも、誤った安心につながるためおすすめしません。
取り込み前に立ち止まる3つの場面
- 相手が近くにいて、画面や通知を見られる可能性がある
- 端末を共同で使っている、パスコードやApple Accountを共有している
- LINEの履歴を保存したことが分かると、怒鳴る、監視する、暴力につながるおそれがある
どれかに当てはまるなら、ファイルの保存や取り込みの操作をその場で進める必要はありません。
相談につながるためにできること
安全な場所・端末が使えるときに、覚えている範囲の日時や出来事だけを書きます。本文を残せなくても、「○月ごろ、LINEのやり取りが不安だった」「端末を見られるおそれがある」と相談先へ伝えることはできます。DVが心配なときは、内閣府のDV相談ナビから地域の配偶者暴力相談支援センターにつながる方法があります。
きろくねでできること・できないこと
きろくねは、端末内で記録を整理し、設定によりアプリを開くときの確認やアプリ切替時の内容非表示を使えます。ただし、誰にも見つからない状態や安全を保証するものではありません。危険を感じる場面では使わないでください。
端末の利用状況を確認してから、記録の置き場所を選ぶ
プライバシーを守る方法は、アプリの機能だけで決まりません。端末を他人が開けるか、通知や共有設定を見られるおそれがあるか、アカウントやバックアップを誰が管理しているかによって、取れる選択肢は変わります。
残すときの小さな手順
- 端末を他人が操作・確認できる状況ではないかを先に考える
- 通知表示、共有先、バックアップなど、普段の設定を確認する
- 危険や不安がある場合は、記録やインストールを急がず安全な相談先を検討する
端末内で記録を管理することにも、端末を安全に扱えることが前提になります。誰かに見られるおそれがあるときは、便利さより安全を優先してください。
あなたが安全な端末を使えると判断できる場合に限り、iPhone版きろくねを検討できます。アカウント登録や会話の自動同期はなく、端末のロックに加えて任意でFace ID・パスコードのロックを設定できます。これらは安全を保証するものではありません。
きろくねは記録を助ける道具です。診断・認定・法的な判断は行いません。
よくある質問
- LINEを取り込んだことは相手に通知されますか?
取り込み前後の操作や端末環境によって心配がある場合は、通知の有無だけで安全と判断しないでください。相手に画面や端末を見られるおそれがあるなら、取り込みを急がないでください。
- アプリにロックをかければ安全ですか?
ロックは備えの一つですが、完全に見つからないことや危険が起きないことを保証しません。危険が予想されるなら、使わない・相談することを優先します。
- 記録が一つも残せません。
記録がなくても相談できます。安全に関する不安、起きたこと、助けを求めたいことを、話せる範囲で相談先に伝えてください。
出典・参考
きろくねは記録を助ける道具です。診断・認定・法的な判断は行いません。危険やつらさが強いときは、公的な窓口や専門家への相談もご検討ください。