社内の窓口や人事に相談したあと、「何を話したか思い出せない」「次に誰から連絡が来るのか分からない」と落ち着かなくなることがあります。相談が終わったら、自分のための相談メモを残しておくと、経過を見失いにくくなります。

この記事の要点

  • 相談した日・相手・伝えた内容・返答を自分用に残します
  • 面談後は、その場で決まった次の行動と期限を短く確認します
  • 元の録音やメールなどは、相談後も編集せず保管します
  • 相談後の不安や状況の変化も、社内外の窓口に伝えてかまいません
目次(5項目)
  1. 結論:面談の内容を、評価ではなく事実として書く
  2. 面談のあとに残す5項目
  3. 元の資料はそのまま保管する
  4. 不安が増したときは、もう一度相談してよい
  5. よくある質問

結論:面談の内容を、評価ではなく事実として書く

社内相談のあと、話した内容を落ち着いて振り返るイメージ
社内相談のあと、話した内容を落ち着いて振り返るイメージ

「対応してもらえなかった」と感じた場合も、まずは相談した日時、対応した人、伝えた出来事、相手から言われたこと、次にする約束を分けて書きます。後から状況が変わったときに、何がいつ起きたかを説明しやすくなります。

面談のあとに残す5項目

項目

相談日時・窓口

8月12日、人事の相談窓口で30分話した

自分が伝えたこと

代表的な出来事、体調への影響、希望した対応

相手の返答

聞き取りをする、後日連絡する、と説明された

次の約束

連絡予定日、提出を求められた資料、次回面談

その後の変化

連絡があった、勤務が変わった、不安が強くなった

面談中に書けなかった場合は、その日のうちか、思い出せるうちに短く残します。正確な言葉が分からないときは「おおよそこの趣旨」と区別しておくとよいでしょう。

元の資料はそのまま保管する

相談に見せたメールや録音、時系列メモは、相談後も元の状態で残します。新しい出来事があったときは、以前の記録を書き換えるのではなく、日付を付けて追加します。相談後の連絡も、いつ誰からどの方法で来たかを残しておくと経過が分かります。

不安が増したときは、もう一度相談してよい

相談したことを理由に不安な扱いを受けたと感じる、予定していた連絡がない、体調が悪化したなど、状況が変わったときは、同じ窓口に追加で伝えることができます。社内で相談し続けることが難しい場合には、総合労働相談コーナーなど社外の窓口で情報を得る選択肢もあります。

きろくねは、相談の経過を時系列で見返すために使えます。何を求めるかをすぐに決められなくても、相談した事実を残しておくことには意味があります。

よくある質問

相談内容をメールで確認してもよいですか?

職場のルールや状況に配慮しながら、面談後に確認したい点を整理する方法があります。内容や送る相手に迷う場合は、まず自分用のメモに残しておきましょう。

相談窓口から返事が来ません。

最初に案内された連絡予定日をメモし、過ぎた場合は問い合わせた日時と内容も残します。社内での対応に不安があるときは、社外の相談先で選択肢を確認できます。

面談でうまく話せませんでした。

一度で全てを伝えなくても大丈夫です。後から思い出したことを日付付きでまとめ、次の面談や連絡で補足できます。

出典・参考

社内にパワハラを相談した後、記録しておきたいことのイメージ

きろくねは記録を助ける道具です。診断・認定・法的な判断は行いません。危険やつらさが強いときは、公的な窓口や専門家への相談もご検討ください。